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新型ノアとヴォクシーの違いは?5つのポイントで後悔しない選び方を解説

記事公開日:2026年5月19日
※本コラムは、公開日時点で確認した内容に基づいたものです。現在の価格・内容と異なる場合がございますので、あらかじめご了承ください。現在の価格・内容に関しては、島根トヨタのスタッフにお尋ねくださるようお願いいたします。
4_ノア・ヴォクシーの違い
トヨタのミニバンとして絶大な人気を誇るノアとヴォクシー。
2026年4月の一部改良では、外観の刷新や快適装備の充実といった改良が行われました。

街中でもよく見かけるこの2台は兄弟車として知られていますが、具体的にどのような違いがあるのか、購入を検討する際に迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。
見た目の印象が違うことは分かっていても、価格や性能、使い勝手にどれほどの差があるのか気になりますよね。

この記事では、新型ノアとヴォクシーの購入で後悔しないために、デザインから価格、性能に至るまで8つのポイントで違いを徹底的に比較・解説します。
あなたとご家族にぴったりの一台を見つけるお手伝いをします。

2026年4月に一部改良!ノア・ヴォクシー共通の進化ポイント

2026年4月の一部改良では、ノア・ヴォクシーともにパワートレーンの見直しに加え、外観デザインや内外装の質感、装備内容の強化が行われました。

日常での使いやすさはそのままに、見た目の洗練度や快適性がさらに高められています。

ハイブリッド車へ一本化

カーボンニュートラルへの対応として、両モデルともガソリン車を廃止し、ハイブリッド車へ一本化されました(ウェルキャブを除く)。

これにより、燃費性能と環境性能の向上が図られています。

フロントデザインの刷新と外観の質感向上

フロントまわりの意匠が変更され、ボディとの一体感を高めたスタイリッシュなデザインへと進化しました。

LEDヘッドランプやクリアランスランプは全車標準装備となりつつ、一部はメーカーオプション設定(例:ノアS-Z)となっています。

また、グリルや加飾の見直しにより、ノアはメッキとボディ同色の組み合わせ、ヴォクシーはブラック基調の加飾へと変更され、車種ごとの個性も強調。
さらに、17インチホイールの意匠変更(ヴォクシー)や新色追加(アーバンロック/ニュートラルブラック)も行われています。

装備の充実と快適性・乗り心地の向上

メーターの大型化(S-Zは7インチ→12.3インチ、S-G/S-Xは4.2インチ→7インチ)により視認性が向上したほか、前後方ドライブレコーダーはS-Zで標準装備、S-Gではメーカーオプションとして設定されています。

加えて、S-Gグレードにもワンタッチスイッチ付デュアルパワースライドドアが標準装備されるなど、利便性も向上しました。

さらに、ショックアブソーバーの最適化や防音材の配置見直しにより、乗り心地と静粛性が高められています。

内装では、ピアノブラック加飾(ノアS-X除く)やステッチ加工、シート表皮の変更(主にS-Z)など、質感向上も図られています。

ノアとヴォクシーの基本的な違いとは?

  • 【モデル入り素材】S-Z(2WD・7人乗り)
  • 【モデル入り素材】S-Z(2WD・7人乗り)
ノアとヴォクシーは、車の骨格となるプラットフォームやパワーユニットなどの基本性能を共有する車です。
現在はハイブリッド車に統一されており、環境性能や燃費性能にも優れています。
そのため、走行性能や室内の広さといった基本的なスペックに大きな違いはありません。

しかし、コンセプトや提供されるグレードの構成に明確な違いが設けられており、それが2台の個性を分けています。
 
車種 ボディタイプ 主なグレード 特徴
ノア エアロモデル S-X シンプル装備で価格を抑えた
エントリーモデル
S-G,S-Z 華やかでスポーティなデザイン
ヴォクシー エアロモデル S-G,S-Z クールで個性的なデザイン

コンセプトの違い:王道ファミリーカーとクールな個性派

最大の違いは、それぞれのデザインコンセプトにあります。

ノアは「堂々・モダン・上質」をテーマに、誰からも愛される王道のファミリーカースタイルを追求しています。

一方で、ヴォクシーは「先鋭・独創」をテーマとし、クールで個性的なスタイルを好む層をターゲットにしています。

このコンセプトの違いが、外装デザインに最も顕著に表れています。
ノアは落ち着いた雰囲気を、ヴォクシーはスタイリッシュで先進的な雰囲気を好む方に向いていると言えるでしょう。 
  

グレード展開の違い:選択肢の広さが異なる

ノアは2026年4月の一部改良により、全グレードがエアロ仕様に統一されました。
しかし、全3グレードのラインナップにより、見た目の高級感やシンプルさにそれぞれ差があります。
そのため、好みや予算に応じて対応できるのが特徴です。

一方、ヴォクシーは2グレードのラインナップとなっており、よりデザイン性を重視したグレード構成です。

そのため、価格を抑えたシンプルなモデルや、落ち着いた外観を求める場合はノアが選択肢となります。

【比較1】外装(エクステリア)デザインの違い

  • ボディカラー プラチナホワイトパールマイカ〈089〉*メーカーオプション
  • ボディカラー ニュートラルブラック〈229〉*1 *1. バンパーモールは黒塗装となります
ノアとヴォクシーを選ぶ上で、最も重要な判断基準となるのが外装デザインの違いです。
特にフロントマスクは、両車の個性を決定づける最大のポイントと言えます。

フロントマスク:最も大きな違いは「顔」の印象

ノアとヴォクシーの最も分かりやすい違いは、フロントマスクのデザインです。

ノアは、標準モデルではボディ同色のすっきりとしたグリル、エアロモデルでは大型のメッキグリルを採用し、堂々とした王道ミニバンの顔つきをしています。

対してヴォクシーは、薄型のヘッドライトと大型のグリルを組み合わせ、個性的で近未来的な印象を与えるデザインが特徴です。

この「顔」の好みが、どちらの車を選ぶかを決める大きな要因となるでしょう。

リヤデザイン:ランプ形状で個性を演出

フロントマスクほどではありませんが、リヤデザインにも違いがあります。

ノアのリヤコンビネーションランプはL字型に赤く発光するオーソドックスなデザインです。

一方、ヴォクシーはクリアタイプのレンズに横基調のシャープな発光部を組み合わせ、先進的でクールな後ろ姿を演出しています。

このように、細部にわたってそれぞれのコンセプトが反映されています。

ボディカラー:選べる色と専用色の違い

ボディカラーの種類には違いがあり、ノアの全4色に対してヴォクシーは全3色です。
どちらも、うち2色は2026年4月の一部改良で追加された新色となっています。
 
ボディカラー ノア ヴォクシー 備考
プラチナホワイトパールマイカ ◯ ◯ メーカーオプション
メタルストリームメタリック ◯ ー 標準装備
ニュートラルブラック(新色) ◯ ◯ 標準装備
アーバンロック(新色) ◯ ◯ 標準装備

【比較2】内装(インテリア)と室内の広さの違い

  • S-Z(2WD・7人乗り)
  • 【モデル入り素材】S-Z(2WD・7人乗り)
毎日触れる部分だからこそ、内装の質感や使い勝手は重要です。
基本設計は共通ですが、内装色やシートのデザインにそれぞれの個性が表れています。

内装色の選択肢:ノアにしかないカラーとは?

内装の基本的な配色は、ノアもヴォクシーもブラックが基調です。

しかし、ノアの標準モデル「S-X」グレードでは、唯一ダークグレーの内装色を選択できます。
ブラック基調で引き締まった空間が好みならヴォクシー、明るく落ち着いた雰囲気やブラック以外の選択肢が欲しい場合はノアが魅力的です。

シート素材とデザイン:グレードによる質感の差

シートの素材は、上位グレード(S-Z)では合成皮革とファブリックのコンビシート、標準グレード(S-G)では上級ファブリックが採用されており、これはノアとヴォクシーで共通です。

ただし、ヴォクシーの上位グレードのシートには青いステッチ追加、インストルメントパネルとフロントドアアームレストの一部にスエード調表皮が施されるなど、細かなデザインで差別化が図られています。

また、ノアのエントリーグレード「S-X」は標準的なファブリックシートとなります。
 
グレード ノア ヴォクシー
S-Z 合成皮革+ファブリック 合成皮革+ファブリック
(ステッチ入り)
S-G 上級ファブリック 上級ファブリック
S-X ファブリック 設定なし

車内サイズと使い勝手:基本設計は共通で広々

プラットフォームが共通であるため、室内の寸法(長さ2,805mm×幅1,470mm×高さ1,405mm)はノアとヴォクシーで全く同じです。
どちらを選んでも、広々とした快適な空間と、多彩なシートアレンジによる優れた使い勝手を得ることができます。

小さな子供からお年寄りまで乗り降りしやすいユニバーサルステップ(全車にメーカーオプション)や、任意の角度で止められるフリーストップバックドアといった便利な機能も共通で装備されています。

【比較3】車両価格とグレードごとの価格差

車の購入において、価格は最も重要な要素の一つです。
ここでは新車価格を基に、どちらがどのような価格設定になっているかを比較します。

新車価格一覧:ノアの方が始めやすい価格設定

ノアには最も価格を抑えた「S-X」グレードが設定されているため、購入の初期費用を抑えたい場合にはノアが有利です。

【主なグレードの車両本体価格(税込)2WDの場合】
車種 グレード 駆動方式 車両本体価格(税込)
ノア S-X(ハイブリッド) 2WD 3,261,500 円
S-G(ハイブリッド) 2WD 3,700,400 円
S-Z(ハイブリッド) 2WD 4,056,800 円
ヴォクシー S-G(ハイブリッド) 2WD 3,751,000 円
S-Z(ハイブリッド) 2WD 4,127,200 円
■価格はメーカー希望小売価格<(消費税10%込み)2026年4月現在のもの>で参考価格です。価格は販売店が独自に定めていますので、詳しくは各販売店にお尋ねください。自動車リサイクル法の施行により、リサイクル料金が別途必要となります。

同等グレードでの価格比較:ヴォクシーは少し高め

装備内容がほぼ同じエアロモデルの「S-G」や「S-Z」で比較すると、ヴォクシーの方がノアよりも5万円から7万円ほど高く設定されています。

これは、ヴォクシーのより凝った外装デザインなどが価格に反映されていると考えられます。
基本的な性能は同じなので、この価格差をデザインの価値としてどう捉えるかが選択のポイントです。

オプション設定の違いと注意点

2026年4月の一部改良により、以前はオプションだった安全装備などが標準化され、両車の装備差は少なくなりました。

しかし、グレードによって選択できるオプションが異なる場合があります。
例えば、カラーヘッドアップディスプレイは最上位の「S-Z」グレードのみメーカーオプションで選択可能です。

購入時には、希望するオプションが選択したいグレードで装着可能か、販売店で確認することが重要です。

【比較4】燃費と走行性能の違い

毎日の足として使うファミリーカーだからこそ、燃費や走行性能は家計にも運転の快適さにも直結する重要なポイントです。

カタログ燃費の比較:ハイブリッドの性能は互角

結論から言うと、ノアとヴォクシーの燃費性能に実質的な違いはありません。
両車とも同じ1.8Lハイブリッドシステムを搭載しており、WLTCモードのカタログ燃費もほぼ同じ数値です。
 
車種 グレード 駆動方式 燃料消費率 WLTCモード
(国土交通省審査値)
ノア S-X(ハイブリッド) 2WD 23.8km/L
S-G(ハイブリッド) 2WD 23.6km/L
S-Z(ハイブリッド) 2WD 23.4km/L
ヴォクシー S-G(ハイブリッド) 2WD 23.6km/L
S-Z(ハイブリッド) 2WD 23.4km/L
■燃料消費率は定められた試験条件のもとでの値です。お客様の使用環境(気象、渋滞等)や運転方法(急発進、エアコン使用等)に応じて燃料消費率は異なります。■WLTCモードは、市街地、郊外、高速道路の各走行モードを平均的な使用時間配分で構成した国際的な走行モードです。

パワートレインは共通:走りの感覚に差はない

TNGAプラットフォームの採用や、サスペンションの構造、エンジンのスペックなど、走りの根幹をなす部分はすべて共通です。
そのため、どちらを選んでも乗り心地や静粛性、ハンドリングといった走行フィーリングに違いを感じることはないでしょう。

安定した走りと、静かで滑らかな加速は、両車に共通する大きな魅力です。

【比較5】安全性能の違い

家族を乗せて走る車だからこそ、安全性能は絶対に妥協できないポイントです。
ノアとヴォクシーの安全性能に違いはあるのでしょうか。

基本的な安全装備は同じ

ノアとヴォクシーは、最新の予防安全パッケージ「トヨタセーフティセンス」を全車に標準装備しています。

衝突被害軽減ブレーキ(プリクラッシュセーフティ)や、車線逸脱を防ぐ機能(レーントレーシングアシスト)、先行車に追従するレーダークルーズコントロールなど、高度な安全運転支援システムの内容は両車で同じです。

この高い安全性能により、どちらの車種も安心して家族を乗せることができます。

オプションによる機能差の有無

2026年4月の一部改良では、前後方ドライブレコーダーがノア・ヴォクシー共にS-Zグレードに標準装備となりました。
S-Gグレードにはメーカーオプションで設定されており、ノアのS-Xには設定がありません。

新車で購入する場合、同じグレードであれば安全性能におけるノアとヴォクシーの違いはほぼ無いと考えてよいでしょう。

結局どっちがおすすめ?選び方のポイント

ここまで比較してきたように、ノアとヴォクシーの性能面での差はほとんどありません。
したがって、最終的な決め手は「デザインの好み」と「グレードの選択肢」になります。

ノアがおすすめな人:幅広い選択肢と落ち着いたデザインを求める家族

以下のような方にはノアがおすすめです。

・ギラギラしたデザインよりも、落ち着いた王道のミニバンが好きな方

・少しでも購入費用を抑えて8人乗りシートに乗りたい方

・内装色にブラック以外の選択肢が欲しい方

・幅広いグレードやデザインから、じっくり自分に合うものを選びたい方

ヴォクシーがおすすめな人:個性的なデザインと力強さを重視する人

一方、以下のような方にはヴォクシーがおすすめです。

・他の人とは少し違う、個性的でスタイリッシュなミニバンに乗りたい方

・クールで引き締まった黒基調の内装が好きな方

・グレード選びで迷いたくない、デザイン性を最優先したい方

・力強く、少しワイルドなイメージを求める方

【関連記事】ミニバンとは?定義やメリット・デメリット、後悔しない選び方を解説

まとめ:違いを理解して最適な一台を選びましょう

ノアとヴォクシーは、車の基本性能は共有しつつ、デザインやコンセプトで明確に差別化されています。
性能に差がないからこそ、どちらが優れているということではなく、どちらが自分の価値観やライフスタイルに合っているかが重要になります。

この記事で解説したデザイン、価格、グレード構成などの違いを参考に、ぜひご自身の目で実車を確かめて、納得のいく一台を選んでください。
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